のださわあやのの*ノアの色

将棋の女流棋士 野田澤彩乃のブログ。日々ときどき将棋。

家でわかる心理

絵、ってものは案外と厄介なもので、見る人が見れば描いた人の心理状態が透けてしまう。

 

(たしか)中学生の頃、わたしの話が聞きたいという大学の教授に母と会いに行った。
話が聞きたいと言っていたけれど、確かにそれは正しいのだけれど

「絵を描いてほしい」

と言われた時(言われ方は忘れたけど)、それが何を意味しているのか、それが何に使われるのか理解した。

 

わたしの心理状態が知りたいのだ。

 

 

家とか、木の絵は定番中の定番だと思う。
それはなんとなくわかったのだけれど、何をどう書けば心配されるような絵にならないのかまでは、覚えてなかった。

ドアがあった方がいいんだっけ?
窓とか煙突はどうだっけ?
木は、葉っぱや幹は……。

 

だけど、心理を研究している教授であれば、そんな風に考えながら書いていたこともばれていたかもしれない。
絵からとかではなく、話す姿や書く姿から。

 

結果は、母だけに伝えられた。
わたしには一切、教えてもらってない。
そもそも、その絵が何のための絵なのか教えてもらっていたわけじゃないし。
バレてないとでも思っていたのだろうか。
まぁ、教えられても困るけど。

 

あの頃のわたしの心理状態は、どうだったのだろう。
ちゃんと正確に出たのかな。
出ない方がよかったんだけど。
あの教授は、ちゃんと研究が出来たのかな。

 
 
f:id:noaletter:20150706213929j:image 
そして今日、久々にちょっくら家の絵をかいてみた。
今のわたしの絵は、どんな心理状態を表わしているのだろう?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あの頃、友達や新しく知り合った子(話題だけでも)の病気が、死が隣り合わせのモノなのか否かだけが気になる判断基準だなんて、誰かの近況を聞くときの質問が「まだ生きてるの?」だなんて、正常じゃないから出ない方がいい。
それは、今も変わらないか。